¥59,000
間口:27cm 奥行:27cm 高さ:27cm
アクリルケース
こちらのケースは、特注の厚手のアクリルを使用しておりますので歪みも無く透明感があり、全体的に薄いブラウンを入れ高級仕様となっております。
背景はブラウンを濃くし、美しいマット仕上げの金の龍金具を付け、極限まで無駄を省きシンプルにしながらお飾りの本体である兜が際立つ様にと仕上げられたケース。
極力兜の邪魔をしない様にと考えられ、絶妙な空間バランスで上品かつ高級感を兼ね備えたコンパクトな兜飾りになる様にと私が制作しております。
ある程度のボリュームを持たせつつ手作り感もあって、可愛いお子様やお孫様のお守りになる様にと考えリアルになり過ぎず端午の節句に相応しい兜になる様に。
小さな兜にはなりますが、創りは大きな兜同様に本格的でプラスチックは使用しておらず、見た目はコンパクトだけれども存在は大きくなる様にと、まるでお子様に託す親の気持ちの様にと制作いたしました。
袱紗(ふくさ)に昔から最も高貴な色とされる紫(古代紫)を使用しますので、忍緒(しのびお)は兜に対して少し太めにし魔除けの色とされる赤とし、房を大きく『くるみ房』とし忍緒ひとつにしても豪華に映える様に。
目庇(まびさし)や吹き返しは伝統の『たすき獅子柄』をベースに周りにレザーを貼り、その上から金の覆輪(ふくりん)を巻いてさらに内側に蛇腹糸(じゃばらいと)を付け飾り鋲で装飾した、昔ながらの作りです。
政宗公の兜ですので、シンプルかつ豪華に映える様にと、『伊達男(だておとこ』の名に相応しい兜に仕上げました。
小札は豪華な金小札とし、伊達政宗の配色の紺糸に耳糸を黄色とし、基本の三段錣(さんだんしころ)で錣の最下部には金の牡丹裾金具を使用し雅やかにしております。
錣(しころ)は『共吹き(ともぶき)』と言って、錣と吹き返しが一枚板となっていてバランスよく基本の三段錣(さんだんしころ)にしましたが、よくご覧いただくと小さな山状になっているのがお分かりになるかと思います。
そして、政宗公の象徴ともいえる『三日月の前立て』ですが、厚手の真鍮素材に純金鍍金を施し、表面にヘアーラインを入れてマットな仕上げにしてあります。
これは、兜の大きさで大きさや素材をも使い分けるのですが、こちらの兜はコンパクトな為に可愛らしく貧弱になってしまうので、あえて重量感を感じる肉厚の真鍮素材で純金鍍金を。
この前立てだけでも価値がありますが、あえて惜しげもなく使用しております。
こうして丹精込めて制作した伊達政宗公の兜ですが、本物同様の創りですので『本創り』とし、通常よりも豪華に仕上げてありありますので極上という事で。
この兜に合わせた専用の大きさで採寸し制作してあるケースですので、内部の空間バランスもきちんと取れて綺麗な仕上がりとなります。
ブラウンの入ったケース自体と兜の金とのバランスも良く、高級感と上質感のあるケース飾りへと仕上がりました。
写真は仮置きで急いで撮影した為、まだ固定してありませんが実際は固定いたしますので。
こちらのケース飾り、兜をいくつかご用意しておりお客様にお選びいただけますが、全て手仕事で他の兜等の制作もあり数が出来ない為、数量限定でのご案内とさせていただきます。
ご注文後、最終仕上げに入りますので発送までに2週間いただきます。